2015年10月2日金曜日

ELECOM WRH-300RD コンパクトWiFiルータの設定

 

いやいや、これには参った。この機器、ホテル用のWiFiアダプタと銘打ってあるのは承知だったが、私は単にDHCPサーバとしてPC間の接続に使いたかったのにその設定が簡単ではなかった。

WRH-300シリーズ

見ての通りWAN側、LAN側の有線があり、WiFiということでWAN側を無視していれば(インターネット接続でない)LAN側にDHCPサーバーを提供出来るだろうということで、購入した。

結果は可能だったのだが、、、、

この装置、設定画面がある条件を満たさないと呼び出せない。

それは WAN側にDHCPサーバ環境を繋がないとLAN側にIPを渡さないという、アクセスポイントモードが初期値なのである。メーカーとして当然だと思うが、WAN側が無い環境で設定変更ができないというのは困りものだ。私のような使用方法を想定していないのは判るが、このサイズでDHCPサーバーだけを提供してくれるものはあまりない。小さなLinuxボードはあるが、DHCPサーバだけを簡単にセットアップできるものではない。また、高価である。

まずは、WAN側に自宅のLANか会社のLANを接続してみることだ。自宅のLANならほぼ100%成功する。接続後に電源を投入する。

有線LAN側を接続(WLAN:WiFiでも良い)する。

ブラウザで http://wrh-300x.setup/ と指定する。

設定画面が出る。

あとは動作モードをルーターモードにするだけ。これでWAN側の有線を外しても設定画面が出せるようになる。

ルーターモードでWANをDHCPにしておけばホテルでも利用可能だろう(セキュリティガードが強いところはダメ、ルーターモードではPCのIPアドレスとルータのIPアドレスが違うので、PCの生のIPアドレスをチェックするような仕組みがあるとそのホテルでは接続できない。横から盗まれていないことをチェックする機構が入っているとダメということだ。チェックの甘いところならこのルーターモードでもアクセス可能だろう。(自己責任で)

これで現場に持って行って動いているうちはいいけど、動かなく鳴ったときに工場リセット(初期化リセット)をするとアクセスポイントモードになってしまうようだ。不便だな。

私の使いたいのは

image

こんな感じです。この状態で制御基板のIPとタブレットのIPが同じネットワークにあるという状態が欲しかったのです。タブレットに有線をUSB経由で繋ぎたくないので、無線にしたということです。

タブレットを使いたいのですが、PCでも接続可能ですね。